ステンドグラスの元板製造メーカーについて
ステンドグラスに使う元板を生産する主要メーカーはココモ・スペクトラム・ブルザイ・フレモント・ヤカゲニー・サンゴバン・オセアナ・ウルボロス・ウィズマーク・ランバーツがあり、そのガラスの種類の総数は概算で900種類を越える数量が製造されています。
使用されるガラスの特徴として、色・色模様・ガラス表面の模様・質感があり、この4ッのパターンが有り、画像で紹介するのは一部のガラスだけですが、現物のメーカーカットサンプルから、作成したステンドグラスのデザインによって選定していきます。ステンドグラスはパネルで組む以外に、木製建具に切りっぱなしで安価で使用出来る“
建具組込み簡単ステンド”の方法も有り、此処に画像掲載しているのは135枚だけですが、木製建具に切りっぱなしで使用すれば、高級感を味わう事が出来ます。
又、参考迄に弊社の“
“ステンドグラス施工例”コーナーを覗いて頂ければ、色々なデザインのステンドグラスを楽しめます。
※画像では質感こそ伝わりませんが、ステンドグラスのガラスのバリエーションをお楽しみ下さいませ。
豆知識
- サンゴバンは昔からアンティークガラスの有名な製造メーカーですが、この会社は今後ステンドのガラス板製造分野を縮小し、型板ガラスを主力に製造していく方針との事で、話を聞いて居ります。
- 有名なアメリカのティファニーの会社は1900年頃から自社でガラスを製造し始めましたが、1925年頃に火事で工場が焼け落ちて、その後宝石の分野で活躍する様になったとの事で、1900年より以前は上記のメーカーの内の「ココモ」が、ティファニーの会社で使うステンドのガラスを製造しておりました。
- 当社の社長が仕入れの為に、よく訪問する大連にも「リッチモンド」と「ジェーシー」と言うステンドのガラス板の大きな製造会社がありますが、製造工程の中の濁りの関係で、当社では使用していません。